ブログを更新しよう、と思った今しがた…
娘の書道のお師匠様から連絡を頂き、またまた!書道の全国大会で名誉な賞を頂いたそうです!しかも2つ!!
今回の作品は自由課題で提出したようで『にじの光』と書いていました。
賞状や盾?トロフィー?(年により違う)も届くとのこと、さらには、なんと憧れの上野・東京都美術館にも出展していただけるようですから、また改めてそんな様子と一緒に思い出を残せたらいいなと思います。
さて、もう10月!
副反応が未だ続いているのですよ。。。(涙)
今日は、娘にとって(私にとっても)大変有難い、嬉しいお話。
以前、橋田先生がお亡くなりになった際に、気持ちを綴った記事を書いたのですが。。
(以下、少し内容は重複してしまいます)
これまでは全くそんなことはありませんでしたが、ちょっと遠慮しているのも気がついていました。
貴重な体験や、頂いた素晴らしい思い出を話しながらも、
口だけでは分かりにくいだろうと思い、初めて、私の子役時代の大河や連ドラ作品などを10本ほど掻い摘んで観せました。
娘は食い入るようにずっと正座をして観ていました。
何か、強く芽生えた気持ちがあったものの…気軽に「やってみたい」とは口にしてはならないと、幼いなりに自制した様に見えました。
同時にこちらも、どこかにちょっとズキッとするものがありました。。
私の都合で、娘の自由で自然な好奇心や希望を奪ってしまっているのかな…と。
そうは言っても、私の現場には同行しています。
舞踊の舞台にも立たせていただきましたので、娘は幼いなりにどのような場所も神聖であると深く捉えているようで、モラルやマナーをわきまえようとする心だけは持っています。そこさえわかってくれたら良いのかな…と。
所属事務所も児童劇団や子役事務所でもありませんでしたし、演技も独学、現場で学んだような形でした。
(幼少期〜学生時代は哀しいこともたくさんありましたが、芸術や素晴らしい大人の方々に救って頂き希望が持てました。)
話を戻して、、
久しぶりに観た幼少期の自分を通して、恵まれた日々や、橋田先生から頂いたお言葉やお顔がハッキリと浮かんで…またご挨拶できる日が来たらいいなと思い返しておりました。
…その明くる日の訃報でした。
そして、訃報に肩を落としていた数日後、
娘が「私はもう、橋田先生には逢えないけれど、心の中でご挨拶するよ。」と微笑みました。
すると、その数時間後、娘にとあるお芝居(舞台)のオファーが舞い込んで。
これまででしたら考える時間を頂いて、コロナ禍でもありますし、悩んでしまったはずだと思います。
(モデルちゃんや、嬉しいお声がけも、コロナ禍は全て控えました。私自身のお仕事も同様です。)
それに、お芝居は初めてです。
でも、ふわっと光のような、温かな導きのようなものを感じて…すぐに娘に意思を確認しました。
すると、「やってみたい。…私、できるかな。」とものすごく強い眼差し。
お芝居の世界への憧れを、初めて口に出来た開放感と、深く静かな興奮が感じ取れました。
そして、ふと、橋田先生のお顔が浮かびました。。
娘も「きっと橋田先生とお話出来たからよ…」と。
代表の岩本貴子さんそして竹村とよ志さん(竹ちゃん)は、もう12年前ほどに共演し、心を通わせて頂いた大切な関係なのです。
「ちぃちゃんのお子さんだけでなく、ちぃちゃんと一緒に過ごせるのも、本当に嬉しい…」と言って頂き、こちらこそ楽しみでなりませんでした。
*坂本龍馬のお話で、私はおりょう役を演じました。貴子さん達は東京公演でご一緒に。

すっかり仲良くさせて頂き、大好きなお二人。深い話をしながらも、どうしても笑いがプラスされちゃう(笑)
貴楽屋さんの舞台も何度も拝見しましたし、私のソロライブにも来てくださいました…
懐かしいおふざけ写真も出てきましたので(貴楽屋さんと言えば、お笑いも鉄板ですし)毎日大笑いしながら過ごした思い出も載せておこう。
矢印ピンクが貴子さん、緑が竹ちゃん、青が私(笑)
マチネとソワレの間にストレッチしていたら、居る人たちで自然と?こうなってしまった図です。
娘もついに、先月半ばから、初めてのお芝居の世界へ。
………………………………………………
【✩.*˚貴楽屋 20周年記念公演『蛍』.。.*☆】
………………………………………………
*写真はキャスト全員ではありません。残念。

と目を輝かせながらお稽古場へ向かいました。
初日は、竹ちゃんと待ち合わせ♡
初対面でしたが、ずっと私たち夫婦から聞いていたのですぐに「竹ちゃん♡」と呼んで(OKをもらってw)すっかり可愛がってもらっています。
「ママ…あのね、なんかね…私が思ってたのと違うのよ。」
へ?
…あぁ(笑)
娘は学校の様に前向きに座って、呼ばれたら前でご挨拶をするものだと思った様で驚いちゃったみたい💦
いざ台本のキャスト順に紹介があって、、
後方にいた私を見て『への字眉毛』(爆)
こちらですね↓💦
この時、突然のことで思いついたご挨拶を必死に話した自分がいましたが、内容は自分では覚えておらず
お優しさのお蔭ですね…
この日は主人も終了後にご挨拶に来て、皆様に「来た来た!ひっさしぶり〜!」と優しく出迎えて頂いて、嬉しそうでした。
主人から、天使の羽のお菓子をご挨拶がわりに…♪
本当に、主人にとって(再会も叶い)感慨深く、嬉しい日になったと思います。。
私も、嬉しい。。

さて。
二日目の本読みの際、貴子さんから「ちょっと泣きながらやれる?」のリクエストに、思うように一発で反応できず、相当悔しがっていました。
貴子さんは「何かの真似からでいいのよ、お母さんの小さい頃の演技もいっぱい観てごらん。お母さんから教えていただいてね」と仰ったので、、やはりここは一緒に考えてみようと腹をくくりました(汗)
幸い、本人も「ウソ泣き」と貴子さんのいう「真似からはじめる感覚」の違いは理解していたようで、いい傾向。
ですが、そもそも危機的状況になっても冷静であまり泣かない子(泣く前に心の置き所を考えているようです。それも善し悪しかな💦)で、自分の哀しい経験と重ねることがちょっと難しそう。
その後に頂くお仕事も、父や母が亡くなる、愛犬が亡くなる、自身が亡くなる、自分の首が飛ばされる(ひぃぃ)、自分の死を悟る、両親が事件に巻き込まれたり、誘拐されたり、父親が殺害される所を自害するつもりで止めに入ったり、母親と引き離されたり…その他もまぁとにかく、映像関係では泣き専門かのごとく、悲しい役どころばかり。自分でも今更びっくり💦

娘は、小学1年生の頃から毎年学校の読書月間に必ず読んで感想を書いています。
今年ももちろん読みましたが、今年の感想には『私が出演する舞台の、座長さんから頂いた大切な絵本です。何度も読んでも、胸がギュッとなります。』などどありました。
娘が自らこの作品を深く知ろうと、図書館で戦争の絵本を探してきたこと、
それは、まさに、絵本から学ぶことを教えてくださった貴子さんの愛を活用したように、私は感じました。。
この本の内容は、後ほど触れます。
戦争に関してはまだ学校では習っていませんが、今年はオリパラのテレビ観戦の為に、珍しく我が家もテレビをつけていて、ちょうど終戦関係のドキュメンタリーなどがあり、お芝居のためにも、一緒に観て…かなりディープな描写も多かったので、「だんだん、胸が痛くなってきちゃったよ」と目を赤くしていました。
(ママ、相当しごいたなこりゃ。とも仰っていましたwお見通しですね、たはは。こちらとしては自主練の半分ほどのパワーのようにも感じましたが、重要なのはそこではなく、何か大きな実感を得ている様子に、よかったなぁと思いました。)
「おうどん屋さん(正確には食堂)にね、男の子が食べにきたんだけどね…(拙い説明だったので割愛)ぼくは戦争に行っちゃうけど、また蛍になって、戻って来るよって…そして、戦争で亡くなっちゃってね、でも、蛍になって本当に戻ってきたの…」
そして「まだ本読みなのに、仕上がっちゃったね!」と、また大笑いなさっていました。そこはお世辞(笑)
貴子さんらしい、愛の言葉に、娘もようやくスタートがきれたような表情でした。
そして、ついに初めての立ち稽古です。
*娘の服は、とりあえず時代に合わせた風のお稽古着。
*写真は全て、初めての立ち稽古の様子です。制作さんから許可をいただいております。
「父ちゃぁあん!」と大声で寝言を言ったと思ったら、お母さん役の希美ちゃん(さん)が娘の夢にまで2回もご出演くださったとか…夢の中でもお稽古しているようです(笑)

そんなお話も、また今度。。。
8時間のお稽古、観るお勉強も心から楽しいようです。。
貴子さんや富士子ちゃん(実は娘が1歳の頃に、私と共演していて…再会!またそれは今度♡)が抱いているのは…??
そして、その後は赤ちゃんの代役を意識してお供選びをしているようですので、また今度載せます(;´∀`)
*入り時間を間違えてしまった『父ちゃん』役のシマさんから「ごめんよ…」と頂いた杏仁豆腐(笑)↓

加えて贅沢な生ピアノも魅力…希美ちゃん(さん)の旦那様でもあるゲンさんの愛の音色で、作品の美しさがいっそう際立ちます。
この美しい作品が無事に皆様に届くことを、心から祈って。。
コロナ対策ももちろん徹底してお稽古、準備を整え、お迎え致します。
↓こちらは、ご挨拶として大阪のかぁか(義母)から送ってもらったお赤飯と、娘の抱負を添えたカード。おなじみ、謎の『一加とり』もいますね💧くちばし柔らかそうね〜
貴子さんは書も教えてらっしゃるので、娘の文字に対する気持ちをいっそう深く汲んでくださいました。竹ちゃんも可愛く「やったぁ♡大事にするぅ!美味しく頂くぅ!」と喜んでくれました♡
この『一加とり』は、立体ver.もございます。。

初めてのことだったので今日は詳しく記しました。次回からは楽しげな様子をピックアップする記事にしたいと思います(笑)


◆ 一加の出演に関しまして ◆
労働基準法に則り、21時以降は子役の出演ができません。
よって、19:00の回は(LIVE配信含め)カーテンコールでのご挨拶が出来ません。
では、最後までご挨拶できます。
*基本的には私(安間千紘)のHPのフォームか直接ご連絡頂けます方がスムーズです。
フォームタイトルに『蛍』チケット申し込みと入れていただき、日時・枚数のご指定をご記入ください。
お申し込みフォーム↓
http://www.anma-chihiro.com/contact/
https://ticket.corich.jp/apply/114305/016/
LIVE配信チケットは
★10日(金)17:30(2週間のアーカイブあり)
https://v2.kan-geki.com/live-streaming/ticket/441
ページ下部にある【一加扱い】配信チケットからお申し込みくださいますとこちらで責任持って管理させて頂きます。
(配信チケットは前日の9日夜公演もございます)
………………………………………………